veranda-ichigo blog

試験的にベランダでイチゴを育てる過程を載せていきます

再定植に向けて

ネット上で発注した苗の発送予定メールが届きましたので
いままで枯れてきていても様子を見ていた苗を片付けました。


前回の記事で
「新葉が今まで見たこともないほど 淡色(ほんとうに黄緑)」
であることの原因について窒素飢餓によるものと書いていましたが
廃棄前によく見た結果ネットにある症例の写真と比較すると
鉄欠乏が一番近い状態でした。


鉄欠乏が起こる原因としては
・培土に鉄分が少ない
・K(カリウム)、P(リン)、銅(Ca)、モリブデン(Mo)、
 Zn(亜鉛)などの過剰施肥
・根が傷んでいる
などがありますが、竹パウダーの発酵による強酸によってずばり
根が傷んでいましたのでこれが原因でしょう。
(窒素飢餓も並行して起こっていたと思いますが)


苗を抜いた培土を一度ほぐし、かつ少し石灰資材を入れて鉢に戻しましたが
苗を抜いた時点でのpHは6.6~6.7でしたのでpHが中性からややアルカリ寄り
になっている状態です。
もっとも定植前日に土壌にえひめAI(100倍)を散布してpH6.5前後に調整して
定植する計画なので問題ありません。


なお片付けた苗ですが、思っていたより下の方へ新根が伸びていました。
一番下を軽くほぐした状態で定植しましたが、今度は肩の部分などもほぐして


定植するつもりです。