veranda-ichigo blog

試験的にベランダでイチゴを育てる過程を載せていきます

いきなり失敗…

ベランダでイチゴの生育をはじめました。
とはいっても去年から始めているのですが
3回ほど全滅させまして、今回も年末に苗入れ替えという体たらく。


1回目 2014秋→2015春
キノコバエ大量発生による生育停滞。キノコバエに対する家人の苦情により破棄。


2回目 2015春→2015秋
肥料濃度障害と思われる生育停滞・枯死


3回目 2015秋→2015冬
キノコバエ対策に水はけを重視し、腐植なしの培土で栽培。
補助液肥に含まれているリン酸蓄積+日照不足で弱ったところに
乾燥気味だった為ハダニが大量発生し枯死。
(気が付いたら蜘蛛の巣がかかっている状態…ハダニが蜘蛛の仲間
であることをこのとき知った)


それで冬にもかかわらず苗を取り寄せて4回目となりました。


元々採算はとれていなかったのですが(家庭菜園自体がとれない気もしますが)
今回はできることはすべて試してみようということで
ビニールカバー内の加温に加え


・培度はホームセンターではなく苗屋推薦のものを使用
・竹パウダー導入(これは1回目に導入していたが、キノコバエ増殖の一因に…)
・二酸化炭素施用(とはいってもハウスほどの大きさがないので「寝太郎」を導入)


をやってみることに。


それで12/27に届いた苗(おいCベリー×8)を定植し、12/28に2つのビニールカバー
に2つずつ寝太郎をぶらさげてみました。


結果…今朝片方のカバー内の苗が4つとも枯れ始めていました。
原因は明らかに二酸化炭素の過剰施用ですね。元々ハウス(10a)内に3個つるす
ものですので1立方メートル未満のところに2個はハウスの100倍以上の濃度に
なります…即座に1個を撤去しました。
もっとももう一方は問題なさそう。
どうしてなのか考えてみましたが、


【枯れ始めた方】
・カバー内の苗は状態がいまいちで定植時に枯れた葉が多くあったので除去した結果
 葉数が少なかった
・寝太郎の開けた穴が若干大きい


【無事な方】
・元気な苗で葉数が多い
・寝太郎の開けた穴が小さい


という差がありましたので、無事な方は濃度が許容範囲におさまっていたのでしょう。


ハウスでの設置数を知っているのに2個つるすこと自体がおかしいのですが
使用者のネット上のコメントで思った程CO2濃度が上がらない(下手すると誤差範囲)
と判断したので100倍ならさすがに効くだろうと思って2個にしてみました。


が結果は御覧の通り



新葉は辛うじて無事だったので、枯れた葉を除去してマイナスからスタートです…
今回は枯らさずにまともな実を収穫したいです。