今日の灌水と本の記述について
灌水といいつつ液肥ですが
・えひめAI 5ml
・リキダス 0.5ml
・ペンタガーデン 1ml
(私がつかっているのはvalueの方ですね)
を1Lの浄水に入れて灌水です。
pH 6.5
EC値 0.20
・ヒーターのスイッチOFF温度の調整
・土壌の水道水での洗い流し
・二酸化炭素発生剤の除去
を行うまでに受けたダメージは回復せず
それまでにあった葉は枯れてしまいましたが
pHとEC値の調整を行った液肥だけを与えるように
なってからは新葉が展開していています。
ここ数日の葉は普通の形状になってきているので
どうにかなりそうです。
【追記】
ハイポネックス 野菜の液肥 5-5-5 について
実際の使用予定の倍率でpHとEC値を調べてみました。
1000倍 pH 6.98 EC値 0.48mS
2000倍 pH 7.00 EC値 0.20mS
指定倍率でもちょっとEC値が高いです。2000倍ですね。
ただ生育ステージによって適正なEC値は変わりますので
葉が正しく展開して花芽が付いてきたら徐々に上げていく
のでその時は1000倍でも濃くないはずです。
改めてイチゴの育て方の本を見てみますと
・イチゴは肥料に弱いので根元に化成肥料をあたえてはいけない
・植え付けから3週間は肥料(追肥)をあたえない
・元肥の土壌との混和は1週間前までに行っておく
と必要なことはすべて書いてありました。
これをEC値を含めた記述に直すと
・イチゴは肥料に弱いので根元に化成肥料をあたえてはいけない
→苗の状態では根の体内EC値が低いので、周りの土壌のEC値が高いと
浸透圧の問題で水が吸えないどころか吸い出されて枯れますよ。
EC値が低い水を与えて周りの肥料分がとけてもEC値が0.20付近に
なるようにしてね。
・植え付けから3週間は肥料(追肥)をあたえない
→EC値が低い水を与えて周りの肥料分がとけて吸収されていくと
土壌のEC値がさがってくるよ。逆に根の中のEC値は上がってきていて
地上部は葉や花芽が肥料分を使うので追肥をして溶け出す肥料分によって
EC値が少し高め(0.30~0.40)になってきても水は吸えるよ。
※でも与えすぎるとECが上がりすぎる(1.0以上になる)から
水分をとられて枯れちゃうよ
・元肥の土壌との混和は1週間前までに行っておく
→肥料成分内で化学反応を起こしたり、微生物が肥料分を分解して
一時的にpHが急激に下がったり、窒素分がなくなったりするから
収まるまでに苗を植えると根が溶かされたりして枯れちゃうよ。
ということを書いていたのですね…
「素人は教本に記載されていないことをやりがちですが、意味があって
書かれていることが大半ですので無視してはいけません。
(もし崩すとしても、根拠がないといけません。根拠になるのは
取得方法が適切なデータです)」
と測定器にいわれているような気分になりました。
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